嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

乃木坂文庫・新本格ミステリの夜明け「十角館の殺人」綾辻行人

乃木坂文庫
<新装改訂版>
著者:綾辻行人
発行日:1991年9月15日 旧版 第1刷発行
    2007年3月26日 旧版 第50刷発行
    2007年10月16日新装改訂版第1刷発行
    2017年10月16日新装改訂版第48刷発行
初刊行:1987年9月講談社ノベルス
発行所:講談社講談社文庫)

イメージ 1

イメージ 2

著者の綾辻行人氏は、宮部みゆき氏と生年月日とデビュー年が同じで親交もおありだそうです。

本作は著者のデビュー作にして、建築家・中村青司が設計した奇怪な建物で次々と事件が起こるという「館シリーズ」の第一作です。

後の新本格ムーヴメントの起爆剤ともなった作品。

外界から途絶された世界。孤島に建つ十角形の奇妙な館訪れた推理小説研究会のメンバー。彼らはそれぞれ有名な推理作家にちなんだニックネームをつけていた。そして館を舞台に起こる連続殺人。

アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」をなぞりながら現代的な意匠と斬新なトリックを投入した傑作です。

今回旧版では読んでいましたが、新装改訂版を持っていなかったので、買ってみました。