祝!映画「鬼滅の刃」興収300億突破!!
原作「鬼滅の刃」の源流『吾峠呼世晴短編集』
本日12月14日、10月16日に公開された映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入が、302億円8930万7700円(観客動員2253万9385人)を突破したことを公式ツイッターなどが発表した。
本書は映画「鬼滅の刃」の原作者、吾峠呼世晴氏の初期作品集となっており、4作品が収録されている。
特に2013年の第70回JUMPトレジャー新人漫画賞佳作を受賞した「過狩り狩り(かがりがり)」は明治、大正時代あたりを背景に、「鬼滅の刃」でもおなじみの珠世(たまよ)さんと愈史郎(ゆしろう)が登場し、重要な役割を演じます。
そのペンタッチはやや生硬ながら緻密で精緻、装飾的であり、後の「鬼滅の刃」につながる魅力を存分に湛えています。
「鬼滅の刃」本編単行本の装幀と異なり、カバーは艶消しのマット、タイトルロゴに金箔、本文の紙はやや白いなど凝った装幀となっています。(お値段はほぼ同じ)
カバーのカラーイラストは収録作品の文殊史郎兄弟の兄なのですが、その知的な佇まいになんとなく作者の姿を重ね合わせてしまいます。
コミックスが最終回を迎えた今、未読の方は遡って本作品集で楽しまれてはいかがでしょうか。
【収録作品】
過狩り狩り
文殊史郎兄弟
肋骨さん
蠅庭のジグザグ
発売日:2019年10月4日
定 価:440円(本体)+税
仕 様:新書判/200ページ
ISBN:978-4-08-882084-2
参考ニュース