嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

ハンチョウ カイジスピンオフ 感想


1日外出録
ハンチョウ Hancho 1
発行日:2017年6月6日 第1刷発行
協力:福本伸行
原作:萩原天晴
漫画:上原求 新井和也
発行所:講談社ヤンマガKC)
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「ククク・・・カイジくんはへたっぴだなあ・・
1日の過ごし方が・・!」
地下労働者・大槻班長を描く、「カイジ」の飯テロ・スピンオフ!!
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付録
PP加工された、ちょっと豪華なしおりがついていました。
感想
こちらよく見ると福本伸行氏は協力となっています。原案でも原作でもなく・・・しかし絵柄はほとんど福本氏であり、違和感はありません。

このハンチョウとは誰か。本編のカイジが兵頭との戦いに敗れ、地下の強制労働施設に沈んだときに、言葉巧みにチンチロリンに誘い込み、有り金(ペリカ)を巻き上げたあの男です。
このあたりのカイジが地下からの外出券を得るため、欲望に負けまいとお金(ペリカ)を貯めながら、つい欲望に負けてギャンブルに手を出す流れは本当に人間の本質を描いていて面白いです。
本作はカイジを読んでいる方はかなり楽しめますが、未読でも面白いです。オムレツライスのくだりは思わず涙腺もゆるんでしまいそうです。