嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

コミック、映画、ミステリーなど、思いつくまま綴ります。街のお散歩写真もご紹介(#^.^#)

インフルの蔓延、そして・・・ ザ・スタンド 感想

ザ・スタンド 上下巻
The Stand
発行年月日:上巻 2000年11月20日 第1刷
      下巻 2000年12月20日 第1刷
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本書は1990年に発行された(完全無削除版)を元に訳出されたものです。二段組で上巻792ページ、下巻656ページ(解説等含む)の大作です。
冒頭のスーパーフルーの蔓延からのサバイバルを経て、主人公の一人ラリーが廃墟の街で裕福な女性リタと出会い、彼女のマンションで束の間の平穏を得る。しかし街を出たいというリタの希望で旅に出る二人。
いったんはけんか別れしてトンネルで再会するシーンは印象的である。そしてリタとの別れは痛ましく、哀しい。
そして別の一行であるスチュー、フラニー、ハロルドらが待ち構えていた男たちに襲撃され、銃撃戦となるシーンも壮絶である。(上巻の後半47章)、
様々な視点、印象的なエピソードを積み重ねていき、結末へ収斂していきます。