嵐、ゴルフ、ミステリーの日々2

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隆慶一郎史上最強の男あらわる! 鬼麿斬人剣 感想

著者:隆慶一郎
装画:西のぼる
発行年月日:平成2年4月25日 発行
      平成20年5月25日 33版改版
発行所:新潮社(新潮文庫
定価:本体590円+税
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内容紹介・感想
「山中に捨てられ、長じて名刀工・源清麿に師事した巨躯の野人・鬼麿は、亡き師が心ならずも遺した数打ちの駄刀を諸国に捜し、折り捨てる旅に出た。
様(ためし)剣術独特の構えから繰り出されるその長刀は、人も刀も石をも鉄も瞬時に切り裂く。
中山道、野麦街道、丹波路、山陰道と、師の足跡を追い、女を惹きつけ、伊賀者に追われつつ、異色のヒーローが繰り広げる斬人剣八番勝負。」(カバー裏より)

全8話の連作長編。刃長三尺二寸五分(約1m弱)の大太刀をひっさげ、少年たけを引き連れて、鬼麿が往く。
鬼麿がふるう斬法がまた痛快である。